あれから数日後・・・
初めて紅竜とヤった後、紅竜の様子が心配になってきた。
俺は天暫に聞いてみようと思った。
今日の授業が終わり、天暫を誘って道場へ向かう。
道場へ向かう途中、思い切って天暫に聞いてみた。
「な、なあ、天暫。紅竜なんだが・・・」
すると、天暫は感が冴えているのか・・・
「お前もヤったのか!?・・・て、言いたいんだろ〜?」
もちろんその通りだ。
「しかし、紅竜の奴は、いつからあんなに上手になったんだよなぁ・・・」
天暫も紅竜とヤったのか・・・
俺は、黒竜にも聞いてみたくなった。
道場に着くと、黒竜が着替えていた。
早速、俺は紅竜とヤったのか聞いて見ることにした。
「・・・ああ。仁もか・・・」
黒竜も紅竜とヤッたようだ。
「アイツを見ていたら、急にムラムラしてきてな・・・アイツ、普段香水なんかつけてたか?」
サッパリするような感じの香りがして、そのあとに急に熱くなったらしい。
俺達が話をしていると、鉱竜が不思議そうに近づいてきた。
「こんにちは。先輩方。集まって何しているんですか・・・?」
俺は、紅竜の事を聞いてみる事にした。
「なあ・・・紅竜の事だけどさ、最近どこかおかしくないかってな・・・」
俺は、天暫や黒竜が、紅竜と一緒にヤッた事を説明した。
「そ、そうですか?俺には・・・別に変わった様子は・・・」
鉱竜は困惑していた。
「結構一緒に居るから、分かりますよ。でも、今日は少し遅れて来るとか・・・」
いつもは、二人揃って来るはずなのだが・・・
心配をよそに、紅竜が話している最中にやって来た。
「先輩方こんにちは。早速、僕も支度しますね。」
そう言って、ロッカー室の方へ行った。
見た目はどこも変わった様子は無い。
いつもの紅竜みたいだが・・・
「ところで、鉱竜はアイツとヤった事あるのか?」
天暫がいきなり尋ねた。
「え、ええ・・・まあ・・・色々と。男っていうのは一緒に居て分かるんですけど。」
鉱竜も絡んだ事があるようだ。
話を聞く限りでは、俺達より前に鉱竜はヤっているようだ。
俺達は、紅竜とヤった経緯を説明した。
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